買取り実績

クボタのトラクター・ブルトラB5000を買取して来ました(秋田県横手市)

横手地区に農機具買取チラシを入れ、ブルトラを買取見積して欲しいと連絡がありました。
「昨年はエンジンがかかったが、今年はバッテリーが弱くかからない!別のバッテリーをつなげたら、煙が出てきた」 とのお話しでした。

お客様宅周辺で道が狭くなり、私の3tトラックが入って行けず、お客様の案内で少し回り道をし ずうっとバックで現地に向かいました。

トラクターを拝見しまして、とてもキレイな状態でした。
ジャンプスターターでエンジンは直ぐかかりまして、おそらくプラス・マイナスを逆に繋げたのではないか?と思います。
その間違った状態でバッテリーを繋げたままですと、電気系統に不具合が出てしまう所でした。

一通り確認しまして、ロータリーセンター軸からのオイル漏れを確認ししました。
エンジンの方は問題なかったです。


ブルトラB5000は、1975年~1976年に販売されており、2駆と4駆があります。
B5000=四駆 5000E=2駆 です。
スペックを簡単に、9馬力 2気筒立形水冷4サイクルエンジン、総行程容積508㏄ 小型乗用トラクターで爆発的に売れたトラクターです。

その他に10馬力のB5001、11馬力のB6000、13馬力のB7000 が出ております。

(ロータリーからオイル漏れが見られます)

トラクターの耕運部は2種類あり、一般的には爪軸をサイドチェーンケースで駆動させる、サイドドライブロータリーが多く使われております。
片方がチェーンケース、もう片方がベアリングで固定(回転はする)されているので、力強い耕運作業ができます。

もう一つが、ロータリー中央部分に駆動チェーンケースがあるセンタードライブ方式です。
こちらには、サイドチェーンケースが無いのでロータリー幅基準で作業が可能になります。

ハウス内とかの作業に向いております。
ただ、中央で吊っている構造ですので、強度がサイドドライブより弱く、修理も手間と時間を要します。

(耕運部のサポートバーと鉄輪がありません)

ロータリーの後部が物足らないと思いましたら、サポートバーと鉄車輪がありません。
応聞いてみたのですが、無かったとの事!

お客様がそのように言われるならば、無いのでしょう。
確かに小屋の中にもありませんでした。

ロータリーが回転しますので、近寄らない、また後部に気遣いして頂き使用して頂ければと思います。

オイル交換し、不具合が無いか確認して販売致します。
ありがとうございました。

以前、トラクターのロータリーが上がらない修理の記事は下記になります。
そちらもご覧ください。
https://agricco-next.com/archives/3548



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