買取しましたクボタトラクターのロータリーが、上がりにくい症状があり、最近では全く上がらなくなってしまいました。
原因として考えられるのは、油圧ポンプの不具合か ミッションオイルの詰まりや劣化・減少があります。
これまでエンジンオイルは交換しても、ミッションオイルは長期間交換していないのではないか？と思い まず一番に考えられます
「ミッションオイルとフィルター交換」を行いました。
(ロータリーが上がらないので、チェーンブロックで上げている状態です）
ドレンプラグは座席下の中央に1つ、左右に2つの計3か所からオイルを抜きます。
出てきましたオイルは、変色した泥水のような全くオイルらしからぬ液体でありまして、半練り状態異物？も出てきました。
鉄粉の塊かな？とも思いましたが、マグネットの付きましたドライバーには反応せず、土汚れも混入していたようです。
その「半練り状態の異物」も丁寧に取り除きます。
クボタ製品の説明書は、殆どはネット上にありますので、一応オイルを何リッター入れるのかを調べます。
そうしますと、11.5L入れる事が分かりました。
中型トラクターで35L～40Lも入りますので、15馬力トラクターですから これくらいなんでしょう！
オイルはクボタ純正オイル ミッション・油圧駆動兼用のスーパーUDTｰ2 になります。
私が使用しますオイルの中で、一番高価なオイルであり、20Lで25,000円もしますので、今回少ない量で助かりました。
これが、何十リッターも入るならば、なかなかの費用です。
こちらをオイルジョッキで先ずは10L程入れてみます。
こちらのトラクターにはオイル量を確認します「窓」がありませんので、オイル投入口の横にありますゲージを見ながら追加していきます。
ゲージの中から上部になるように調整すればOKです。
あとはエンジンを始動させ、3分程オイルを循環させてからロータリーの上下を行います。
無事、可動するようになりました。
一件落着です。
ありがとうございました。
