
昨年もブログ記事にしましたが、冬場は除雪作業のお願いをされる事があります。
最近では、ホイールローダーを持っている企業が増え、従業員で除雪作業をおこなう企業も増えてきました。
また、小型ローダー(コマツWA40クラス)は中古でも300万~400万と高額で、夏場は除雪としては使用しませんし、置く場所も無い!自前で所有していても効率が悪いのでリースで借りる企業も多いと思います。
考え方によっては、その方が効率がいいのかも知れません。
リース会社の方では、数年前まで小型のローダーでおそらく1シーズン50万程で貸していたと思います。
最近の値上がりで、リース料も上がっている可能性がありますので、まぁ参考程度とお考え下さい。

(運転席から見た画像です)
(小型ホイールローダーを運転・作業の必要免許は?)
免許は2つ必要です。
1、公道を走る為の免許、小型特殊免許で 車体の長さが4.7m以下・幅1.7m以下・高さ2m以下・最高速度が15km以下のローダーに乗る事が出来ます。(このどれか1つでも超える場合には大型特殊免許が必要です)
2、作業する為の免許、ホイールローダーは法令上、車両系建設機械(整地・掘削)に分類されておりますので、機械質量3トン未満のローダーで作業する場合には小型車両系建設機械(整地・運搬・積み込み用及び掘削用)の運転業務にかかる特別教育を受講しなければなりません。
「小型車両系建設機械(整地・運搬・積み込み用及び掘削用)の走行に関する装置の構造及び取り扱いの方法に関する知識といった「学科講習」と「実技講習」があり、計13時間(2日間)以上の講習を受ける事で資格が取得できます。
(3トン以上の場合には、車両系建設機械の運転技能講習です)

(運転席画像です)
(作業での注意点)
私は、除雪の専門家(プロ)ではないのですが、普段の作業で気を付けている事は下記になります。
1、バケットは常に下げて走行する(重心を下げないと意外とローダーは不安定です)
2、前進も後進も、早いスピードで急旋回しない(1に同じで、ローダーを倒しそうになった事があります)
3、圧雪を剥がす為にバケットに角度を付ける場合がありますが、例えば側溝等の凸凹に引っかかり事故になる可能性がある。
そのため、事前に除雪箇所の確認が必要です。
もちろん、前進バックを繰り返しますので、周りの人や障害物に充分気を付ける必要があります。
以前、三菱のホィールローダーを買取しましたブロブは下記になります。
こちらもご覧ください。
https://agricco-next.com/archives/3511
ありがとうございました。