修理・メンテナンス

クボタのトラクターKL50・前輪縦軸オイル漏れ修理

秋に買取しましたクボタのトラクターで、見積査定時には問題なかったのですが、買取後3~4時間トラックでの移動の際、フロントギヤケースよりオイル漏れが発生しました。
動いていない時はオイル漏れは無く、前輪に負荷がかかった場合にはオイルが漏れる内容のようです。
使用時間は1200時間を超えており、この症状は徐々に酷くなります。
昔のトラクターでは、フロントギヤケースからオイル漏れは少なかったです。
倍速ターンが付いてからか?まぁ、最近ではよくオイル漏れが発生するようになりました。

オイルシールを交換すれば直る訳ですが、よく見ますと縦軸からのオイル漏れのようです。
このタイミングで縦軸と横軸両方の交換が望ましい訳ですが、今回は漏れの原因であります縦軸のオイルシールを交換します。

オイルシール交換の流れ
・前輪タイヤを外す
・ギヤケースのネジを外す
・オイルが出て来るので、オイル受け皿を置いてソフトハンマーで叩き、ギヤケースを外す
・タイロッドエンドはそのままでOK
・縦軸なので、タイロットエンドに付いている側のオイルシールをドライバーとハンマーで叩いて外す(これが少し苦労します)
・内部洗浄し、新しいオイルシールを装着する(こちらは意外と入りやすい)
・縦軸の付け根にサビと汚れがありますので、ここをキレイにします。
・組み立てし、ギアオイルを入れる
簡単に言いますと、こんな感じです。

(縦軸の付け根のサビと汚れは、念入りに落とさなとオイル漏れの原因になります)

縦軸のこれでオイルシールの交換は終了です。
オイルはウエスできれいにふき取り、目視で確認します。

(ビニールに入った部品がオイルシールです)

これでしばらくは大丈夫でしょう!
まぁ、次は横軸からオイル漏れがあるかも知れません。
その時はその時で修理するとして~

エアコンガスも補充しましたので、キレイにして販売します。

ありがとうございました。



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