農機具買取チラシを入れました横手地区から、コンバインを買って欲しいとお電話を頂きました。
三菱の3条刈りで古く、型番や馬力等は分からないとの事でした。
コンバインの場合消耗部品が多く、修理にお金がかかります。
もっとも、部品が供給されている機種は修理可能ですが、あまり古いと交換する部品が確保出来ないです。
また、部品交換が出来て使えるようにしても、本当に古いコンバインにお金を出して買ってくれる方はおりません。
田植え機も同じで、普通に使えても古いだけで敬遠されてしまいます。
その点、トラクターは故障が少なく30年40年と使われている方がおりますし、中古でも売れます。
今回のコンバインは昨年も使用しており、今年も使う予定でしたが、他の方に刈取りをお願いする事にしたそうです。
エンジンは好調で直ぐにかかり、走行も問題ないのですが、型式が古く（小生も分からない20年以上前なのか？）販売は難しいコンバインでした。
こちらは海外ルートで、部品取りとして特にディーゼルエンジンは欲しい国があります。
最近のベトナムでは、ディーゼルエンジンがあまり欲しがらない傾向にあるようです。
故障の少ない日本のディーゼルエンジンは、農機具はもちろん船舶や水揚げポンプなど幅広く使われてきたようですが、そのエンジンも過剰気味になって来た？のだと思います。
大きいエンジンは欲しいが、小さいと要らないと要望のようです。
人気のありました、「クボタのブルトラ」もベトナムルートですと買取して頂けなくなりました。
話をコンバインに戻しまして、電話を頂きました際に年式が古いので、通常のコンバインとして買取が不可能な事と、高額な金額は出せない事を伝えておりました。
お客様も金額的な事は望んでおらず、それでもこちらの誠意を見せたく、当日上乗せして買取して来ました。
私も農家ですので、話が合い田植え機の話になりまして、今当方で販売しております田植え機に興味があるようで、後日見てもらいます。
ありがとうございました。
