新聞に農機具買取チラシを入れまして、その日に連絡を頂き次の日、見積査定に伺いました。
お電話では「クボタのトラクターは分かるけど、型式までは分からない」との事でした。
お客様宅に伺い確認しました所、サンシャインのL2402の2駆です。
以前は、田んぼと畑で使用しており、近年は畑だけとなり 最近は畑でも使用する事が無くなったそうです。
トラクターは倉庫に入っておりまして、年式の割にとてもキレイです。
タイヤのひび割れもありません。
一般的に小屋に入っているトラクターは、板金の色褪せやタイヤの傷みが少ないです。
こちらは、1978年から1983年に製造販売されておりますので、40年以上前のトラクターになります。
その後にサンシャインL1シリーズが発売されております。
仕様としては、
26馬力、主変速4段、副変速4段、PTO4段、屋根の安全フレーム、ロータリーはRL1452 などです。
L2402は2駆ですが、型番の後にDTが付くタイプ(L2402DT)は4駆であり、その頃4駆も流行り始めた時期だと思います。
バッテリーがあがっており、セルが回りませんでしたので、持参のジャンプスターターで始動させました。
エンジンは直ぐにかかりまして、各部動作も問題ありません。
ちなみに完全にバッテリーがダメになっておりますと、ジャンプスターターでも始動できません。
水漏れ、オイル漏れもありません。
アワーは548時間と年式の割に少ないです。
昨年サンシャインのLシリーズ2駆は、確か2台購入しております。
トラクターはコンバインや田植え機と違い、故障が少ないので まだまだ現役で使用されている方もおります。
ディーゼルエンジンはガソリンエンジンと違い何十年と使用できます。
もちろん、その間に修理が必要な場合もありますが・・・
(海外ルートで販売するため、陸送になります)
一緒に動力噴霧器も持って行って欲しいとお願いされまして、引き取りして来ました。
通称、動噴は昔から比べますと使用される方が少なくなってきました。
見た感じですとエンジンはかかると思いますが、販売は難しいと思いますので処分します。
今回も気持ちの良い取引が出来ました。
ありがとうございました。