他の農機具買取業者さんと相見積もりを取る意味で、お電話を頂きました。
お客様に伺いました所、KUMIAI(組合=農協=今のJA)のトラクターであり、農協マークと三菱のロゴが入っております。
OEMとして農協が販売したタイプと思いますが、知識の少ない私でも、どうもシックリ来ません。
三菱のトラクターは昔から赤で、こちらは白なのでSATOH(サトウ)のトラクター?に見えます。
あとでネットで調べましたら、SATOHに同じ型番で見た目も同じトラクターがありましたので、元々は農協が三菱に依頼し SATOHが三菱に提供していたトラクターではないか?と思います。
少し話が逸れますが、私が中学・高校の頃にはSATOHの白いトラクターを見る事がありましたが、今では見なくなりました。
HINOMOTO(日ノ本=ヒノモト)・SATOH(サトウ)、更に4駆で人気のあったシバウラも、トラクター事業を撤退しましたので、クボタ・ヤンマー・イセキ・三菱に負けてしまった結果だと思います。
依頼のトラクターは、見た目に古いタイプだと分かりますが、何年前のタイプなのかな?と考えておりましたら、なんとボディーに購入日が記入されているではありませんか!
1980年ですので、44年前の機種ですね。
参考までにクボタのL1500は、1971年から発売されており、50年経過しても現役で使っている方がおりますので、こちらは十分使えると思います。
倉庫保管していたそうで、タイヤのひび割れが無く、ボディーもキレイです。
32馬力、それも44年前の32馬力ですので、現在のタイプよりひと回り大きい感じです。
アワーは 1652時間
(オイルランプが点灯しております。オイルは入っておりますので、故障なのか?)
走行や耕運部の回転など、一通り動作確認をしまして、出来る限りの価格を提示しまして買取成立となりました。
オイルランプが点灯しておりますので、故障個所があるかも知れませんが、そちらは指摘しませんでした。
とりあえずオイル交換してみます。
ありがとうございました。