クボタGL221は1996年~1999年に販売されたトラクターですので、25年位前になります。
私の家でも、同じGLタイプを使用しておりまして、現在も使っております。
GL221の仕様は
4WD 3気筒ディーゼルエンジン 23馬力 パワステ AD倍速 ポンパ 深さオート モンロー(自動水平)
倍速ターン オートアップ ワンタッチBヒッチ 変速:前進16段 後進16段 PTO変速:正転4段 逆転1段
寸法:全長2950mm 全幅1245mm 全高1955mm
重さ:1095kg
使用時間974h
耕うん部のモンロー(自動水平)は当時画期的であり、とても話題になりました。
ヤンマーではUFO(自動水平)になります。
また、倍速ターンも小回りがきいて 耕うんにはとても便利です。
(今は当たり前ですが、以前はもっと大きくターンしておりました)
ただ不慣れな方は車庫入れや車庫出しの際にくるりと回りますので、耕うん部をぶつけるなどあるようです。
またGL特有のオイル漏れ(本当に微量)がありました。
私の家も同じ症状で、おそらくクラッチハウジングの前輪推進軸の後部側からオイルが漏れ(滲む程度)だと思います。
自宅のトラクターは新品で購入後、およそ5年位で微量のオイルが漏れ始めました。
現在2800時間の使用ですが、いまだに月に1~3滴(正直見ておりませんけど)の漏れのレベルです。
こちらは、その後製造されましたKLシリーズでも同じで、オイルシールの劣化によりミッションオイルが漏れております。
ミッションオイルは20~30L 入っておりますので、数年かかっても無くなる漏れ方ではありません。
また、もし仮に抜けてもオイルパンの底が深いので、まだ残っている状態になります。
ボディーの痛みが少なく、タイヤのひび割れも無い良い状態のトラクターです。
お客様は数年使っていなかったそうですが、バッテリーの充電だけは毎春おこなっていたそうで、一発でかかりました。
ロータリー爪も塗装が残っている状態で、まだ充分使えます。
ありがとうございました。