ヤンマー 耕運機 買取して来ました。
こちらは、1984年~1986年に製造されており、空冷ディーゼルエンジン 型番最後のSは、セル付の意味になります。
スペック
寸法(長×幅×高):1800×700×1150 mm 機体重量:130 Kg 出力:5.0 馬力 耕耘幅:500 mm 変速段数:前6、後2段
昔では考えられないディーゼルエンジンの耕運機に、セルが付いているのです。
耕運機は普通、3馬力から10馬力位ですので、こちらは5馬力ですから 丁度中間の大きさになります。
最近は、ガソリンエンジンのミニ耕運機や管理機が多くなってきました。
ミニ耕運機・管理機には、セルが付いたタイプもありエンジン始動が楽で小型軽量、女性でも手軽に使えるメリットがあります。
ただし、パワーが低めで、固い圃場や深く耕起するには難しいです。
その点 ディーゼルエンジンの耕運機は、大きく重いので管理機より使いにくい点がありますが、負荷がかかっても低速回転が可能で
耕運作業に適しております。
ガソリンエンジンのミニ耕運機や管理機は、家庭菜園や耕す面積が狭い場合に適しております。
耕運する面積が広くなれば、パワーがあって直進安定性のあるディーゼルエンジンの耕運機が適しており、更に広い面積を耕起する場合には、トラクターが最適になります。
耕運機での作業は、 耕運の他に、アタッチメントを付けて 畝立て、培土、中耕、 除草、 整地、 マルチ張りなども可能です。
以前のブログにも書きましたが、耕運機のエンジン始動は
「デコンプを使い、始動用のクランクハンドルを力強く回して勢いを付け、デコンプを切る!」
(力強く回すと言うより、一心不乱に回すが正しいです)
一発で始動すればいいのですが、始動しない場合は、何度かこの重労働を行っておりました。
それが 何てったって「セル付き」ですから!
私が歳を重ねた訳ですね