買取り実績

クボタのコンバイン・AR323を高価買取して来ました。(秋田県大仙市)

こちらのコンバインは、3条刈り 23馬力 2001年~2004年に販売されておりまして、SRシリーズの次のタイプに
なります。
倒伏起こしのスイスイデバイダーが付いており、アワーは200時間ちょっとですので、あまり使用されていないコンバインです。
一応、コンバインの耐用時間は1000時間とか言われておりますので、消耗部品を交換しながら使えば、まだまだ使えます。
もちろん、今でもメーカーに部品はあります。

コンバインは構造が複雑で消耗部品も多く、見た目が良くても クローラー(足回り)・刈取り部・脱穀部・稲わら処理部・オーガ(籾排出の煙突部)などなど、どれか一つでも問題があれば刈取り出来ません。
それも実際、稲を刈取りしてみないと分からない場合もあります。
もし、問題個所があり、部品の交換となれば、10万~30万など簡単にかかってしまいます。

そのため、農機具店でも農機具買取店でもコンバインの買取には かなり慎重になり、高額の下取りや買取が出来ないです。

今回は時間をかけて、全ての動きを確認しました。
アワーが200時間ですので、痛みも少なく問題もありませんでした。

コンバインを痛めてしまうパターンはいくつかありますが、代表的には 倒伏した稲を刈取りした場合、刈取り部と脱穀部、場合によっては
カッターの部分でぬれた稲わらを詰まらせて壊してしまう場合が多いでしょう。
ベテランの農家さんは、倒れた稲を刈る場合 詰まる事を想定して低速で作業し、もし詰まっても直ぐに機械を止めてられるように前方と側面に注意しております。
「作業中、変な音がする場合は、直ぐにストップです!」

クローラーにも気を使わないといけないです。
コンクリートやアスファルト面で旋回しますと、クローラーに大きな負担がかかります。
一度に曲がろうとするとクローラーが外れたりもしますので、小刻みに旋回する必要があります。
出来るならば、田んぼまで砂利道を選んで走行するのが無難です。

今回買取しましたコンバインは掃除しまして、部品交換も済ませ販売いたします。



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