使っていない除雪機を買取見積して欲しいと連絡を頂きましたので、自宅より約10km程のお客様宅に伺いました。
除雪機は、ホンダのスノーラ・HS970であり、バッテリーがダメで、持参しましたバッテリーをつないで燃料を入れ セルを回してみましたが、全くエンジンがかかる気配ではありませんでした。
よく見ると、ガソリンがキャブレター付近より かなり漏れており、不動のまま買取して来ました。
(その日は強い雨で、しかも外での作業でしたので、そのまま買取です）
ホンダスノーラ・HS970は、最大出力9馬力、ホンダ4サイクルOHVエンジンが搭載されており、雪質や積雪量などに応じて
最適な速度をスムーズに調整出来ます 油圧式無段変速（HST）が付いております。
また、投雪の方向と距離を素早く正確に調整できる、フルリモコン電動シュータも付いております。
名称GX270 排気量270㎤ 除雪幅710mm 除雪高さ510mm 投雪距離最大15m 除雪能力は最大除雪量55ｔ/h
オーガ（集雪部）に手直ししたあとがありますが、中古で購入してから殆ど使用しなかったそうです。
旦那様が単身赴任で、使い慣れていない奥様が数回使ってみたが、機械操作に不安があり結局倉庫に収納していたらしいです。
シューター内の塗装が剥がれていないのが、その理由と思います。
ガソリン漏れは、キャブレター内部のフロートが上がらないのか？別からのガソリン漏れなのか？と思いつつ、エンジンオイルを確認しましたら オイルにガソリンが混ざって大量に出で来ました。
キャブレターのガソリン漏れからオイルパンに入っていったと思われます。
先ずは混合したオイルを全部抜き、新しいオイルを規定の1.1L入れ 次はキャブレターの分解清掃になります。
フロート類をバラして洗浄し、パッキンも交換し組み立て終了！
一応ガソリン漏れは直ってたようです。
(作業に集中してしまい、ほぼ組立て完成した画像ですみません）
と良く見たら、今度は燃料コックから少量のガソリン漏れが見つかり、そちらも分解洗浄しパッキンの交換を行いました。
今は、パッキンセットが販売されており（1000円位）こちらを購入しますと、燃料系に関わるパッキンの交換が可能であります。
痛みが少ないのですが、更に塗装できれいにして販売致します。
