
新聞広告を入れまして、その日のお昼頃 出張見積連絡を頂きまして、伺って来ました。
その際、型番を聞きましたが、GEAS30Sのキャビン付とのお話しでした。
トラクターを拝見しますとTGS30であり、年式の割に色褪せが無く、とてもキレイなボディーでした。
どこのメーカーのトラクターも、経年劣化でボディーは色褪せしてきますし、タイヤはひび割れしてきます。
「倉庫に保管していて更に、日頃から良く磨いていたよ!」とのお話しでした。
いつものように早速動作確認をします。
エンジン始動・計器類の動作・前後の走行・ロータリーの回転と左右の動き・下回りやフロントタイヤからのオイル漏れなど!
特にキャビン付は、エアコンの効きがどうかが重要です。
トラクターは車と違い振動が大きいので、エアコン配管の継ぎ目などに亀裂が入り、ガスが漏れ冷えない事が良くあります。
また、コンプレッサー自体が悪いとか、電気系統リレーが悪いなど、冷えない理由はいろいろありまして、いずれにしても修理に数万から数十万になるので、エアコンの確認はとても重要になります。

アワーは1017時間、年式の割にあまり使っていない状態と判断します。
TGS30は、2003年~2004年の1年間だけ販売された機種になります。
スペックを簡単に
30馬力・パワステ・自動水平・自動深耕・バックアップ・スーパーフルターン・ポンパ・前進16段 後進16段・PTO正逆転4段など
県南部や山間部では除雪に使う方が多く、その際の特徴は「前輪タイヤが減っている」事です。
ただこちらは、減りが比較的少ないので、除雪には使っていないと予想出来ます(もっとも、にかほ市雪の少ない地区でしょう!)

耕運ロータリー部です。
爪もあまり減っていないので、このまま使えると思います。
あとは価格の提示です。
お客様は、「価格を幾らかでも上げるような素振りが無く、私の出来るだけ頑張った価格でいいよ!」というような雰囲気
こちらは、あくまで数十分間会話をして、私が感じた事です。
ただ、トラクター頼まれているお客様も数名おりましたので、私の買える最大限の価格を提示し 直ぐに承諾頂きました。
アワーが少なく、ボディーが綺麗でしたので、高額買取したつもりです。
ありがとうございました。
以前イセキのトラクター GEAS・AT41を購入して来ました記事はこちらになります。
こちらもご覧ください。
https://agricco-next.com/archives/4555



