買取り実績

イセキのトラクターGEAS48と乾燥機解体処分・小屋の中丸ごと買取(秋田県北秋田市)

お電話を頂きまして、出張買取見積に伺って参りました。
ご依頼のお客様は離農されるそうで、見積の農機具は、トラクター、田植え機、ドライブハロー、畔塗機、籾摺り機、計量器、整地キャリア、播種機、乾燥機の解体処分となりまして、小屋の中丸ごと買取の見積でした。

イセキのトラクターはGEAS48で、使用時間は2200時間、エアコンの冷えが弱いですが、キャビンの48馬力ですので年式が古くても 国内販売が可能と思います。
フロントタイヤ周りにオイル滲みがありましたが、漏れてはいないような感じでした。

このタイプは、ミッションの調子が悪い事がありますので、走行(高速・中速・低速・超低速)とPTOの動作確認を念入りに行いました。
気になるのは、エアコンの効きが弱い点です。

田植え機はクボタのEP87であり、使用時間は500時間を超えております。
エンジンはかかりましたが、田植え機の前にトラクターロータリーがあり、動作確認が出来ませんでした。

いつもならば 田植え機の場合、実際植えての確認が出来ないですから、可動箇所の全てを動かし判断します。
全部で16個の植付爪の動き、苗送り、苗乗せ台の上下、マーカーの上下 側条施肥 などなど 
先日は「苗送りが一回全て休んでしまう、結果その条数すべて植わらない」田植え機を買取していますので、気が抜けないです。

今回未確認ですが買取金額を付け、ダメなら諦めるつもりで査定しました。

全ての見積金額をお伝えし、他の業者さんより高かったようで、私に買取依頼をして下さいました。
お客様は「乾燥機の解体作業がネックで、そちらを行なって頂ける事が助かる」とおっしゃっておりました。

上記画像は、乾燥機の解体中の画像です。
基本的に壊しながら解体してもいいのですが、やはり一番大変な作業になります。

昇降機を外し、上部のモーターを外し、上部から解体して行きます。
側面は意外と簡単に外れていきますが、ホコリ(穀物の先端=のぎ 穂に付いている毛)などが多く出まして、白くホコリまみれになります。

1人での作業は難しく、危険も伴いますので2~3名で行い、約半日かかります。

今回は買取します農機具が多かったので、こちらの作業代は無料と致しました。

以前、山本乾燥機を解体処分と小屋の片付けを行った記事はこちらになります。
こちらもご覧ください。
https://agricco-next.com/archives/2428



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