
ネットからお問合せを頂き、トラクターとコンバイン、それから乾燥機解体処分の見積査定を頂きました。
トラクターはEF338で、アワーが2200時間 ハイスピード付き タイヤが減ったので昨年?に新品に交換したそうです。
昨年はエンジン始動したそうですが、冬期間バッテリーが弱くなると思い、端子から外していたとの事!
早速端子をつなげエンジン始動しましたが、案の定バッテリーが弱くなっており、いつものジャンプスターターで始動しました。
直ぐにスタート出来まして、状態の確認にをいたしました。
耕運部の上下、ロータリーの回転、自動水平、エンジンと足回り・座席した周辺からのオイル漏れ、エアコンの冷え具合など確認しました。
エアコンの冷えが弱い事と、自動水平が作動しない状態でした。
20年以上前で使用時間が多いトラクターですが、38馬力のキャビン付ですので、整備しキレイにして販売出来ます。
余談ですが、キャビン付トラクターで「エアコンが冷えない」のは要注意です。
冷媒ガスの補充で直ればいいのですが、コンプレッサーの不良、ガス漏れなどが原因である場合も多く、修理に20~30万もかかる時があります。
エアコンの効かないキャビントラクターは、ビニールハウスの中と同じで、なかなかの高温になり窓を開けても暑いです。

コンバインの買取見積です。
ヤンマーGC325も年式からしますと20年~23年位まえの機種になります。
3条刈り、25馬力 ただ、コンバインは交換部品が多く整備が必要ですし、費用も高額になりますので、コンバインとして買取るのではなく、エンジンを外し鉄としての買取になってしまいます。
こぎ刃や刈刃、稲わらカッターもそれなりにかかりますが、クローラー周辺は高額な為、500時間を超えたコンバインは注意が必要です。
農機具販売店でコンバインを販売した場合、下取り価格が付かないのはその為です。

乾燥機の解体です。
全ての買取価格が決定しまして、お客様と交渉の結果 買取が決定しましたので、乾燥機の解体に入りました。
いつもは乾燥機のメーカーなど確認しますが、次のお客様に行かなければならず、作業を優先させました。
(こちらは解体初めの画像で、昇降機の下の部分を外している最中です)
本来ならば、乾燥機の解体処分料を頂くのですが、トラクターとコンバインの買取がありましたので、こちらは無料で行いました。
解体は、多少壊しても問題ないので、半日かからず終了出来ます。
ありがとうございました。