
横手地区に小さな買取チラシを入れまして、ご覧になりましたお客様からお電話頂きました。
買取査定は見てみないと何とも言えないのですが、買取金額を聞かれましたので、おおよそ買取価格を伝えました所 見積して欲しいとのお話しでした。
おそらく、あまりに低い価格だと依頼が無かったと思います。
私の自宅から比較的近いので、近所の方を数名知っているお客様で、話はスムーズに進みました。
拝見しますと、トラクターにはロータリーが付いておらず、昨年 外国人に引き渡したそうです。
離農されるのかな?と思いましたら、なんとトラクターを3台お持ちで、置く場所も無いとの事!そのため外に置いていたが、邪魔なのでいくらかでも高く買ってくれる業者を探していたそうです。
ヤンマーのキャビン付ですと人気もありますし、そんなに古い訳でもないのですが、ロータリーが無いのであれば、耕起作業が出来ません。
ロータリーは、中古で20万程します。

更に使用時間が3000時間を超えており、エアコンも冷えが弱く(コンプレッサーが作動していないような?)なかなか難しい査定です。
タイヤは数年前に、4輪全て交換されたそうですが、最近では主に除雪に使っていたので前タイヤは減っている状況でした。
田んぼや畑での使用ですと、タイヤはあまり減らないのですが、コンクリートの上だと「タイヤにヤスリをかけたようなイメージ」となり どうしても減りが早いです。
ちなみに、フォークリフトのタイヤは後輪で舵を取るので、後ろタイヤが先に減ります。
お客様も3000時間を超えているので、「海外に売れ!」とのアドバイス
確かに正直に申し上げれば、国内販売で3000時間超えのトラクターは、敬遠されてしまいます。
エアコン修理も30万もかかる可能性もあります。

(アワーは3227時間、これまで頑張って頂いたトラクターです!)
いろいろ話し合い、お客様に納得頂きまして買取になりました。
こちらは、海外ルートで販売予定です。
ありがとうございました。
以前、ヤンマートラクターRS240を買取して来ました記事はこちらになります。
こちらもご覧ください。
https://agricco-next.com/archives/1824