農機具買取の新聞広告を入れました際に、お問合せを頂きまして「トラクターを見積して欲しい～メーカーはクボタで型式は不明との事！」
ちょうど一仕事終わった所でしたので、出先の横手からお客様宅に伺いました。
トラクターは、L1-255の4WDであり珍しいセミキャビン付でした。
（上記画像は私が少しキレイにした状態です）
発売は1988年～1990年であり、およそ35年ほど前の機種になります。
たぶん、細かく言いますとサンシャインL1シリーズの初代は、ボディの型式に緑色が入っており L1の次の数字が2桁で、2代目のタイプは緑が入っておらず数字が3桁でありますので、2代目と思います。
パワステ、逆転、自動水平、倍速、バックアップなどが付いております。
冬期間使用しておらず、バッテリーが弱くなっており充電しようと思っていそうで、バッテリーが外れておりました。
泥汚れはありましたが、昨年まで使用していたそうで車体に傷みは無く、アワーは996時間で年式から言いますと若干少な目から相応の使用時間と思います。
タイヤは少し減っておりましたが、ひび割れが無く、後部に畔塗機が付いておりました。
別のお客様の約束時間もあり、今回はエンジン始動や動作確認をせずお客様からのトラクターの状態を聞き取りしまして、エンジンまわりを見て、特に問題無さそうと判断、踏ん張った金額を提示しまして即決での買取になりました。
お客様、上機嫌でしたのでおそらく予想以上の価格だったと思います。
（私の悪い癖？で農家さんの事を考えますと、最初から高値を伝えて良い振りをこいてしまいます。秋田の方言です。自称～あくまで自称ですが、他より高いと思います。）
(汚れはありますが、オイル漏れもなくボディの痛みも少ないです）
お客様が「耕運ロータリーに付け替えしておくよ！」との事で、畔塗機やハロー、水田車輪はお客様自身で処分をする事になりました。
35年前の機種ですので、部品が確保出来ず故障の際は簡単に修理出来ないです。
ですので、国内販売よりは海外向けに販売予定です。
ありがとうございました。
