こちらのニューきんぱ播種機は、製造年が正直分かりませんが、10年位前?2013年辺りでしょうか?
クボタのロゴですが、製造元は農業機械・建設機械の設計製造などをおこなっております、東大阪市の大和精工です。
SR-283KRは、かん水装置なし SR-283KRWは、かん水装置付きです。
これまで屋内保管されており、年式の割にかなりキレイな方だと思います。
仕様としまして
型式:SR-283KRW (かん水装置付き)
製品コード:F4174-00011
寸法:全長3943mm(格納時2299mm) 全幅520mm 全高1041~1091mm
重量:83㎏
催芽籾播種量:80~210g
かん水量:500~2000㏄/箱
ホッパ容量: 播種18L 覆土・床土兼用60L
能率:50Hz低速240枚・高速280枚 60Hz低速290枚・高速330枚
運搬方式:ゴムコロ・チェーン伝動
電源:AC100V
(こちらは薬剤投入と灌水装置になります。灌水・水道の水圧で薬剤を吸い込み、投入する仕組みだと思います。)
とてもきれいですが、清掃と動作点検を行いました。
前の持ち主の方が、播種のスイッチON・OFFが逆のような? と言っておりましたが、まだ確認をしておりません。
使用の流れは
1、空の苗箱投入 ⇒ 床土投入 床土入完了
2、床土の入った苗箱投入 ⇒ 薬剤と灌水(かんすい) ⇒ 播種 ⇒ かけ土投入 播種終了です
最初に床土を入れる作業行い、終了させてから今度は床土の入った苗箱に播種をする事になります。
こちらの工程を一度に終了させるために、アタッチメント(床土投入機増設)も販売されていると思います。
苗箱を入れる人、播種の終わった箱を取る人、土と種もみを機械に入れる人、の計3名が最低でも必要です。
高速時設定では、1時間あたり280枚蒔けますので、それなりのテンポで気が抜けない作業になります。
播種機は違いますが、播種のイメージはこんな感じです。
播種が終われば、約1か月後に田植え作業となります。