お電話でトラクター買取り見積査定を受け、メーカーや型番は不明で、分かるのはトラクターでかなり古いとの事！
お宅にお邪魔致しまして、確認しましたら、ヤンマー FF245 アワー1500ちょっとで、車体・エンジン共にとてもキレイなトラクターでした。
昨年からエンジンをかけていないそうで、オイルや水漏れなどの状態を一通り確認し、エンジンスタート
バッテリーも弱くなっておらず、直ぐにかかりました。
アイドリングは安定し、気になる色の煙も出ず 走行や耕運部も作動させ確認、タイヤもあまり減っておらず、全く問題もないトラクターでした。
ところが、キーをOFFにしてもエンジンが止まらない
当然ながら、キーは抜けてもエンジンがかかりっぱなし！（ガソリンエンジンは止まりますが、ディーゼルエンジンは止まらないです）
このタイプには確かに古いですが、デコンプ（デコンプレッションの略）は付いていないはず！と思いましたが、一応ハンドル下の辺りをさがして、やはり無い。
トラクターやディーゼルエンジンのトラックなどで発生する ディーゼリング（ランオン）状態でした。
バッテリ端子からケーブルが抜けていてもエンジンが止まらない可能性もあるので、そちらも確認しましたが、しっかりと繋がっておりました。
エンジンストップソレイド？ストップモーター？ヤンマーのこのタイプは？
後で部品交換するにしても、今はエンジンを止めないといけないので、手動でデコンプを操作しエンジンを止めました。
ヤンマーの こちらのタイプには多いようです。
お客様からドライブハローと水田車輪 その他不要の農作業用品の引き取りも依頼を受けまして 全て合わせましての買取になりました。
「エンジンが止まらない」今回は良い勉強になりました。
お客様は小屋がきれいになったと喜んで頂き、良いお取引が出来ました。
ありがとうございました。
