
お電話頂きまして、使っていないトラクターを買取して欲しいと連絡を頂きました。
その際、エンジンはかかるけど、タイヤがダメになっている !? ようなお話しでした。
お客様に伺いますと、後輪タイヤの両方がしっかりとパンク状態であり、中にはチューブが入っておりますから 空気を入れれば膨らむかと思いましたが、片方のエアバルブ(ホイールから出ている空気を入れる口)がありません。
片方だけでも入れようかとも思いましたが、トラックに積んだ際、最初から傾く訳ですので、補充する事を断念しました。
トラクターでよくあるのが、徐々に空気が抜けていき、補充する事が出来ずそのままになっている事があります。(特に前輪)
これだと、タイヤもチューブもダメになってしまいます。

完全に空気が抜けてしまった後輪タイヤです。
また、エアバルブがホイール内のどこかに移動したのか、それとも取れてしまったのか?いずれにしても「空気の無い状態で走行し、中のチューブがダメになっている」と想像がつきました。
コンプレッサーがあれば簡単に補充できますが、一般の農家さんでコンプレッサーを持っていない方も多いようです。
今は、ホームセンターで3万円あれば、空気を入れるくらいのコンプレッサーが買えますので、お持ちになった方がいいと思います。
車もそうですが、タイヤの空気は徐々に抜けてしまうので、出来れば半年に一度 せめて年に一度は補充点検をおすすめします。
一般的なトラクターの空気圧は、160KPa程度が目安ですが、そのタイヤによって違いますので、タイヤ側面にある表示を確認し補充します。
余談ですが、農作業では接地面積を広げてけん引力を高め、土壌固めを防ぐため、普通乗用車より空気圧が低めに設定されております。

アワーは1876時間、海外で人気の高い L1シリーズですが、さすがにタイヤがダメになっておりますので、高額での買取は難しい状況です。
エンジンは問題無いのに残念です。
買取金額をお伝えしましたところ、お客様は「使っていなかったし、こんな状態だから仕方ねぇべ!」とのお話しでした。
これまで前輪タイヤの空気が抜けて、タイヤがダメになっているお客様を何度も見てきました。
あまり使わなくなった、そのままにしていたらタイヤがダメになった、このトラクターは要らない、だから手放す といった流れも多いです。
トラクターをお持ちでしたら、ぜひ小型のコンプレッサーを購入し、年に1度は空気を補充して下さい。
元々ディーゼルエンジンは、何十年も使えます。
オイル交換をし、タイヤも空気さえ入っていれば、長持ちする農機具ですので、最低限のメンテナンスを行いましょう。
ありがとうございました。
以前、海外で人気の農機具とその理由をかいた記事がこちらになります。
こちらもご覧ください。
https://agricco-next.com/archives/5105



